クレジットの営業

信販会社で経験した営業はクレジット事業です。クレジットカードの営業は特殊で専業者が行っていましたのでクレジットカードの営業の実態は不明です。基本的には提携先を探して提携カードを発行するまでが、クレジットカード営業の仕事のはずです。加盟店の獲得などはどちらかというとクレジットの営業担当者の管轄です。というよりも営業担当者全員が毎月加盟店獲得のノルマを持っていました。

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クレジット事業はショッピングクレジットやオートローン、一時はリース事業なども取り扱っていたので覚えることはやたらと多かった気がします。クレジット事業の営業の大変な部分は競合が多かったということでしょう。競合が多いと加盟店の立場が強くなります。どのクレジット会社を利用するかは加盟店次第だからです。

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そうすると加盟店手数料に引き下げ合戦や与信のダンピング合戦が始まります。少し補足しておくとクレジットカードの手数料とクレジット事業の手数料には根本的な違いがあります。クレジットカードでは必ず加盟店手数料がありますが、クレジットでは業種によって加盟店手数料がゼロの場合があります。利幅が少ない家電、自動車用品などは加盟店手数料分を会員手数料に上乗せした手数料が設定されていました。逆に呉服など利幅が多い業種では加盟店が会員手数料を負担してなるべく顧客に負担がかからない設定をする場合もあります。