立替払い契約◆ショッピング枠を現金化
◆立替払い契約 後払い方式のクレジット契約は立替払契約とも呼ばれています。ショッピングクレジットやカードショッピング、信販会社のオートローンも立替払契約の一つです。
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融資の場合は直接お金を貸し付けする金銭消費貸借契約ですが、立替払契約は三者間の契約となります。クレジット会社、加盟店会員の三者が当事者となるからです。
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クレジットカードを例にとると加盟店でカード決済して商品を購入します。その代金はカード会社が加盟店に立替払いをするので、カード会員はクレジットカード会社にカード決済代金と分割の場合は手数料を支払うのです。
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つまり加盟店に立替払いをすることで加盟店の会員に対する債権を買い取ることになります。債権は簡単にいえばお金を請求できる権利のことなので、立替払い以降はクレジットカード会社に請求権が移るのです。
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立替払いはクレジット契約の基本となる契約で、後払い方式の電子マネーもこの方式となっています。そのため後払いの電子マネーはクレジットカードを持っていなければ利用することができません。
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◆ショッピング枠を現金化する方法はいくつかありますが、いずれも商品の売買が絡んでいるので、貸金ではないという抜け道になっていました。今回の逮捕では売買はお金を貸すための隠れみのであって、実質的には貸金業と判断したようです。
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これが起訴まで持ち込まれて有罪が確定すれば、クレジットカードショッピング枠現金化は完全に違法行為となります。
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違法であるかどうかは別にしてもクレジットカード会員にとってこうした現金化は名のメリットもありません。
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一時的に現金が手元に残るだけで、それ以上の負債を抱えることになるからです。やはり債務が大きくなったら弁護士に相談するのが一番いいのは間違いありません。
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